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冬の味覚の王様 ふぐイメージ

全国屈指の天然とらふぐの水揚げを誇る舞阪漁港
全国屈指の漁場、遠州灘

ふぐの中でも最高級のとらふぐ。ふぐと言えば下関であるが、その下関の天然とらふぐの多くが遠州灘で獲れたもの、と聞けば意外に思うだろう。

およそ15年前から海流の変化で漁獲量が増え、今や遠州灘は天然とらふぐの国内屈指の漁場となっており、その多くが地元舞阪漁港に水揚げされている。

 
 
遠州灘天然とらふぐロゴマーク

「ふぐ」の内臓に猛毒があるのは有名。よって専門の資格をもった調理師しか「ふぐ料理」を捌けない。ふぐ=下関といわれたのにはここに理由があり、下関には資格を有した調理師がいる専門の加工処理工場が170軒もあるため、大量に加工して全国に配送が出来たからなのである。そのために、舞阪港で水揚げされた「天然とらふぐ」の8割は下関へ、残りの2割は名古屋、東京へ流通していたのだ。

しかしせっかく遠州灘で水揚げされる「天然とらふぐ」を「うなぎ」「天然鱧」に続く地元特産品として育てようという気運が、かんざんじ温泉を中心に高まり、2003年に念願の「ふぐ加工処理工場」を設立し、『遠州灘天然とらふぐ』のブランド名で浜名湖ブランドとして地元で気軽に味わえるようになった。しかも地元で加工するため、天然物のイキの良さは保証付き。「さらに流通経路のカットにより、地元での提供価格が安くなるなどいいことだらけ。「天然とらふぐ」漁は『底はえ縄漁』といって舞阪港では10月より解禁になる。そして10月からかんざんじ温泉では「遠州灘天然とらふぐ祭り」が始まるので是非、天然物の良さを多くの人に知ってもらいたいものだ。

 
天然とらふぐを、食す

ひれ酒

ふぐてっさイメージてっさ

浜名湖周辺で提供している「遠州灘天然とらふぐ」。 下関発の「とらふぐ」の内、養殖物8割、天然物2割といわれているが、かんざんじでは加盟店すべてで新鮮な天然物を安心して食べることが出来る。もちろん最高級の天然とらふぐは値も張るが、養殖との違いは歴然!「香り」「旨み」「身のしまり」「歯ごたえ」などが異なり絶品。
まずは「ひれ酒」。コクのある味わいが口の中に広がり体に染み渡ってくる。心地よい旨みは食欲を一層掻き立てる。贅沢な一杯。

いかなる食通でも大絶賛する「てっさ」の登場!は
んなり薄桃色にきらめき光る天然物のてっさは甘味もつよく何ともいえない味わいだ。一枚ずつ味わいながら食べるのも、二・三枚まとめて贅沢に食べるのも皆さん次第。身の締り、歯ごたえをお楽しみに。

 
てっちりイメージ

てっちり

 

ふぐの唐揚げ

 

焼き白子

ご存知ふぐのちり鍋「てっちり」。透き通った淡いピンクの身が白くふっくらとしているが、引き締まった味わいがふぐならでは。たっぷりのお野菜と一緒にお召し上がりいただくとよりいっそう甘みが感じられる。

 


次にでてきたのがおまちかねの「ふぐの唐揚げ」。ジュワっと出てくる肉汁は上品な旨みがいっぱい。身があっさりとした味なのでいくつでも食べられる。

 

そして、待ちに待った幻の一品、「焼き白子」を口に入れる。香ばしい皮がはぜて、舌でとろけるような濃厚なエキスに心は天に昇った。まさに極上と言う名にふさわしい。

最後の締めは、ありとあらゆる旨みが凝縮されている「ふぐ雑炊」。ふぐの旨みが野菜にも米にもしみこんでいて言葉を忘れて没頭してしまった。

「遠州灘天然とらふぐ祭り」の加盟店であれば、各々の趣向を凝らしたとらふぐ料理が楽しめる。冬は「天然とらふぐ」の本場で心ゆくまで遠州灘の味を極めたい。
今年は各加盟店がどんなプランで、どのようなお料理で楽しませてくれるのか心待ちである。

 

ふぐの豆知識 あれこれ

食べ物編

図:とらふぐ図鑑

「とうとうみ」と「みかわ」のお話

「ふぐ」は外から鮫皮→皮→とうとうみ→身皮→身の順番で構成されている。身皮を三河に例え、その隣にある皮膜を「とうとうみ=遠江」と洒落から来た名称で全国的に呼んでいる。また、『天然とらふぐ』の白身は、「高タンパク・低脂肪」、そして皮にはコラーゲンも豊富で肌の老化防止や抗がん作用にも効果がある健康・美容にも最適な食材です。

「ひれ酒」のお話

ひれ酒は、日本酒に含まれる「コハク酸」と、ひれに含まれる「イノシン酸」の相性が抜群だから美味しい。

- ひれ酒の美味しい飲み方 -
  • 1:乾燥させたひれをキツネ色になるまであぶる
  • 2:80℃の熱燗をひれの入った容器に注ぐ
  • 3:蓋をして、マッチでアルコールを飛ばす
  • ※加盟ホテル売店等でご購入いただけます。

「白子」のお話

ふぐには雄・雌、そして両性があり、オスの精巣を白子という。なかでもトラフグの白子は「白いダイヤ」とも呼ばれ、ほかのどの食べ物と異なった、その味と食感は、古くから多くの美食家たちを「とりこ」にしています。

雑学編

「ふぐ」の名前の由来は

  • ・怒ると腹を膨らませるから
  • ・フクベ=瓢箪ににているから
-各地方のふぐおもしろ別名-
  • ・山口県や福岡県→「ふく」=「福」にかけている
  • ・大阪→「てっぽう」= 当たるとすぐ死ぬところから
  • ・千葉県銚子→「トミ」= なにかと当たらない「富クジ」にかけて

ふぐを漢字で書くと
「河豚」と書く

  • ・中国の揚子江等の河川には、淡水に生息するメフグがいて、昔より食用として賞賛されていて中国料理に欠かせない「豚」にも勝る食材ということで、「河豚(中国語フートゥン)」と呼ばれた。
  • ・またふぐの一種であるメフグが、「ブー・ブー」と豚のように鳴いたからという説もあり。

膨らみます!

  • ・ふぐには「胃」がない代わりに、特殊な「袋」があり、外敵を威嚇するときに、水や空気を吸い込み膨らみます。
  • ・また、餌を捜すときにも砂を吹き飛ばす為膨らませます。

唯一「目を閉じる」魚

  • ・眼の周りにある弛んだ皮をカメラのシャッターを絞るように目を閉じる。
  • ・そして目を閉じて睡眠もする。
  • ・ちなみに寝る時は砂場に潜り、目だけを出して寝るのも特徴。

歴史編

いつ頃から「ふぐ」を食べるようになったの?

A.縄文時代。

貝塚から「ふぐ」の歯や骨が見つかっている。        

日本で初めて
「ふぐ禁止令」を出したのは?

A.豊臣秀吉

安土桃山時代。時の関白・豊臣秀吉の朝鮮出兵のおり、下関に集結した武士達が「ふぐ」を食べ、その多くがふぐ中毒で死亡。立腹した秀吉が、日本で最初に「ふぐ禁止令」を出しました。その後、江戸時代に入り、あちこちの藩でも禁止令が出された。特に黒田藩や長州藩では「ふぐ」を食べ、中毒死した場合、お家断絶という厳しい厳罰が与えられた。

「ふぐ禁令」をくぐって
広く食用された「ふぐ」

江戸時代、武士階級で禁止の「ふぐ」も一般庶民の間では、広く食用されていた。

-ふぐを詠った俳句-
  • あら何ともなや昨日は過ぎて河豚汁  松尾 芭蕉
  • 五十にて河豚の味を知る夜かな  小林 一茶

松尾芭蕉の句にもあるように、毒は怖いが一度は食べたいのが「ふぐ」と言うのが伝わってくる。また、小林一茶の句は50歳にして初めてふぐの味を知った喜びが表現されている。実は、一茶は50歳過ぎに結婚して3男1女を授かっている。まさにふぐパワー!?

最初に「ふぐ刺」を食べたのは?

A. 高杉 晋作

江戸時代まで「ふぐ」というと、一般的に「ふぐ鍋」の事で最初に刺身を食べたのは、案外歴史は浅く、幕末藩士「高杉 晋作」と言われている。

「ふぐ禁止令」を解いたのは?

A. 伊藤博文

明治に入り、伊藤博文が下関・春帆楼に来た時の事。あいにくのしけで、その日の漁がなく、女将がその旨を伝えると、「せっかく下関に来て、魚がないとは・・・」と嘆く博文に、女将はお手討ち覚悟で禁令の「ふぐ」を出した。すると「こんな旨いものを食べない法はない」と博文はすぐに山口県での禁止令を解かせた。しかし、ふぐ禁止令の解禁は山口県だけで、その後合法的に「ふぐ」を食べるには戦後を待ってからとなりました。 ※山口県での解禁県1号が、下関=ふぐになった由縁でもあると言われている。

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インフォメーション

02

ホテル九重
『遠州灘天然とらふぐ祭り』

  • [開催期間]
    平成22年10月5日〜

問い合わせ先

ホテル九重

  • [住所]浜松市西区舘山寺町2178
  • [TEL]053-487-1112(予約センター)
02

浜名湖かんざんじ荘
『遠州灘天然とらふぐ祭り』

  • [期間]
    平成22年10月5日〜

問い合わせ先

湖上百景 浜名湖かんざんじ荘

  • [住所]浜松市西区呉松町1768-1
  • [TEL]053-487-0330(予約専用)
02

ホテル ウェルシーズン 浜名湖
『遠州灘天然とらふぐ祭り』

  • [期間]
    平成22年10月5日〜

問い合わせ先

ホテル ウェルシーズン浜名湖

  • [住所]浜松市西区舘山寺町1891
  • [TEL]053-487-1111(予約専用)
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